日本単独歩行記

ただの歩いた記録

日本縦断 13日目
鹿児島 韓国岳から宮崎えびの高原

4時半起床。ご飯を食べテントを片付けパッキングし、6時過ぎに出発。だいたい朝のルーティンが決まってきた。

半日ぐらい昨日は休んでいたので今日は快調に身体が動く予定だったが、登りはじめから身体が重い。

疲れが残っているというより、若干シャリバテしてるような感覚だ。そういえば昨日そんなに満足したご飯を食べてなかった。

長い登りでもないのでとにかく頑張ることにした。

大浪池に到着。最初の登りで暑くなったので、ニット帽からキャンプにかぶり直した。

しかしここから先の池周り周回で、なかなか冷たい風が当たる。キャップに替えたのが裏目に出て頭まで痛くなってきた。

そんな中ではあったが綺麗な景色には救われた。空は青空に刷毛で掃いたような雲が浮いており、えびの方面から上がってきた雲が勢いよく山の斜面を泳いでいる。

なんとか避難小屋まで着いた。そのまま登れそうな元気がなかったので、小屋で少し休んだ。

最後の登りはほんとにしんどかった。昨年北アルプス西鎌の最後の登りを登っていた時ぐらいペースが上がらない。

木製の階段が6割ぐらいの登山道だが、ところどころ壊れかけているので怖かった。

避難小屋から1時間ほど頑張って頂上についた。とりあえず登りきったということでホッとした。

景色は抜群で、霧島連山を一望できて満足した。山の木々はまだ葉をつけておらず、もさっとしていた。

20分ほど休んで、今度はえびの高原方面に下山した。

避難小屋までは元の道を戻り、その先の分岐からえびの方面に向かうことができる。

なんてことはない道で本調子であれば快調に飛ばせるのに、おじいちゃんみたいな足どりで、よぼよぼあるいた。

12時過ぎにえびの高原に到着した。キャンプ場の受付を済まし、ひとまずご飯を食べに行った。

とにかく白ごはんを食べたかったので、牛丼を大盛り食べた。食後に飲んだペプシコーラがまた美味しく感じた。

それからテントで1時間ほど昼寝をしたあと、温泉につかりにいった。お風呂には毎日入れないので、ほんとに身体がスッキリする。

なんやかんやあっという間に鹿児島は通過できた。次は大崩山に向けて縦長の宮崎県を踏破していく。

使ったお金・3100円


大浪
大浪池

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