初っ端から汚いお話失礼する。今日の朝はものすごい便意から始まった。この旅いちの危機感を感じた。

死ぬ思いでパッキングを済ませ、１㎞先のコンビニへ向かった。なんとか間に合った。この旅いち緊張感のある１㎞だった。

なんで用をたすだけでこんな辛い思いをしなければならないのか。よくよく考えれば、用をたすのに制限のある動物なんて人間だけだ。他の動物は、催せばその場で済ませるだろう。※縄張り目的で場所を選んだりする場合もあるだろうが、基本自由だと思う。

つまりトイレなんて存在のある人間の方がおかしいのである。では、人間社会でどこでも用を足してオーケーにしたらどうだろうか？・・・うーん、想像してみると、それはそれでとても嫌だ。難しい問題である。

そんなこんなで今日も無事に歩き出した。今日はひたすら市街地を歩き続けた。鯖江から福井市内は工場が多く、出稼ぎで来ているのか外国人がとても多い。日曜日なので、楽しそう遊びに出掛けているのをよく見かけた。

途中大きな河川があった。川幅の三分の一ぐらいの幅でしか水が流れてなかったが、大雨が降ったら一杯になるのだろう。根こそぎ流された木が一本、川に浮かんでいた。自然の力を感じれる風景だった。

そして、今日はとても良い宿営地を見つけた。人はほとんど来ないであろう公園だが、トイレもあり、水場まである。コンビニも近いので、テントを置いたまま買い物に行っても問題無いだろう。

金沢まであと２日だ。旅が始まって約２カ月。まだまだ先は長い。

歩いた距離・３０㎞

使ったお金・２３００円