日本単独歩行記

ただの歩いた記録

日本縦断 51日目
鳥取県琴浦町〜気高町

今朝はホテルの朝食を頂いた。久しぶりに朝ごはんで白飯を食べた。やっぱり朝に食べる白ごはんは美味しいなと思った。

朝食後は部屋でのんびりし、9時ごろにホテルを出た。日差しは強いが、西から涼しい風が吹いていたので、とても爽やかだ。風には、ほんのり潮の香りが乗っている。

昨日、一昨日と雲が覆いかぶさっていた大山も、今日はすっきりと見えている。今日登ったら気持ちいいだろうなあ。

今日は国道をずっと歩いたが、交通量が落ち着いており、歩道もちゃんとあったので歩きやすかった。毎日歩くから分かることかもしれないが、歩道の有る無しの違いは結構大きい。

久しぶりに日本海を間近に見たが、とても青々していて綺麗だった。海は鳥取市方面に進むへつれ、どんどん波立つようになった。それに合わせてサーファーもちらほら目立つようになる。

途中、海沿いに古い日本家屋が並ぶ場所があった。その風景は記事のサムネイル写真にもしているが、これは日本独自の沿岸部の風景なのかもしれない。シンプルに、日本らしくていい景観だな、と感じたのだ。

大学時代に、都市景観論という授業を受けたことがある。その授業では日本という国が、景観についていかに無頓着であるか、という事を学んだ。説明すると長くなって大変なので説明しないが、日本の景観はほんとに酷いのだ。

そんな国ではあるが、日本独自の美しい景観というのが、まだ残っているはずだと信じたい。今日見た沿岸部の景色というのは、その美しい景観のうちのひとつかもしれない。この景観は大切にすべきかもしれない。

今日は涼しかったので、歩く距離も結構伸ばせた。明日は鳥取砂丘までサクッと歩いて、キャンプ場に荷物を置いて、砂丘を散策したいと思う。

歩いた距離・39㎞

使ったお金・1500円

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