日本単独歩行記

ただの歩いた記録

日本縦断 12日目
鹿児島 大浪池登山口まで

川の近くの公園だったので朝方はかなりの濃霧だった。湿度が高すぎて少し気持ち悪い。

濃霧で濡れたテントを片付けて6時15分頃に出発した。

昨日40㎞歩いたので少し疲れが残っている感じがする。5㎞先のコンビニで早めの休憩を撮った。

そこからもう少し歩いたところで、60ぐらいのおじさんが家の前で満開の桜を眺めていた。挨拶をして少し話をした。

おじさんら大阪の西成に住んでいて、5年間かけてやっと貯めた貯金で母親の誕生日祝いに帰ってきたそうだ。

おじさんは身体が悪く仕事に行くように病院に通わなければならないと嘆いていた。だから健康の大事さがよく分かるとも言っていた。

そう考えると、今行っている歩き旅という旅のスタイルは、健康で尚かつ体力がなければできないので、ものすごく贅沢な旅の仕方なのかもしれない。

最後、飲み物とお菓子まで頂いたのでお礼を言って別れた。

そのあともくもくと歩き、12時半頃に登山口に着いた。

今日登ってしまおうかとも思ったが、足も痛くて体力的に楽しんで登山ができそうに無かったのでここでステイすることとした。

登山口近くの火山用の避難壕で休憩し、登山者が少なくなった夕方にテントを張った。

歩いた距離・22㎞

使ったお金・500円を

避難壕でいろいろ乾かす

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