日本単独歩行記

ただの歩いた記録

日本縦断 9日目
鹿児島 開聞岳

開聞岳は独立峰でとても綺麗な形をしている。屋久島行きの飛行機の中からも見えたが、形が綺麗に整っているのがよくわかった。

登山道は右回りに弧を描きながら標高を上げていくようについている。これも上から見ると蝶の触覚のようで実に整っている。

6時に2合目を出発した。前半は火山礫の多い登山道を歩く。この火山礫が意外と癖が悪かった。

5合目が展望台になっていて指宿方面の湾が見える。ちょうど朝日が湾を照らしていて、海面が淡く色づいていた。

この先6、7合目までは難なく歩けるが、8合目からがまた癖のある登山道だった。決して悪路では無いのだがなんかリズムよく歩けない感じだった。

そして8時頃に頂上に着いた。屋久島が見えたら嬉しいなと思っていたが、残念ながら靄が濃かったので見えなかった。しかし360度のパノラマの景色は爽快だった。

そのまま10分ほど景色を眺めてから下山した。2合目に10時頃着いたので往復4時間ぐらいの登山となった。

この後ご飯を食べて1時間ぐらい休憩して、鹿児島市方面に向けて移動を開始した。

まずは池田湖方面に歩き、湖畔を抜けた後海岸線方面に歩いた。池田湖の湖畔には花が沢山咲いていて彩りが良かった。池田湖からも開聞岳がよく見えた。

海岸線に出てからはさらに13㎞ほど歩き、開聞岳から合計で26㎞を歩いた。右足のマメがまだ完治してないのでちょっと大変だった。

明日は鹿児島市街まで歩いてどこかホテルに泊まろうと思う。久しぶりのお布団が楽しみだ。

本日の歩行距離・26㎞

使ったお金・1500円

池田湖より開聞岳を望む
池田湖より開聞岳を望む

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