早朝から雨風が強かった。早く出発したかったが、雷の予報も出ていたので雨風収まるまで待つことにした。

朝ごはんはおっちゃん家でご馳走していただいた。なんからなんまでお世話になってしまって感謝しかない。

ご馳走さまのあと、おっちゃんのおしゃべりを聞いてお別れをして、９時頃に出発した。

雨は昼前に止んだが、風が強く肌寒かったのでカッパを着たまま歩いた。

西部林道はアップダウンが多く、結構脚にこたえた。足裏のマメも少しづつ成長してきてしまっている。

途中からシカ、サルがたくさん道路に出現してなかなか賑やかな道となっていた。サルはなかなか図太く、車が来てもなかなかどかない奴が多かった。

栗生手前になるとかなり大きな滝が落ちており、落ちた水がそのまま海に勢いよく流れていた。あの規模の滝と海がセットになっている景観はなかなか珍しい景観だと思う。

残り１０㎞ぐらいの道のりがとてもしんどく、必死になって歩いた。踵がどんどん疲労して痛くなる。

やっとの思いで栗生に着いたが、不運にもキャンプ場も民宿もやってなかった。

仕方ないので浜近くの屋根付きの公園で寝ることとした。テント張るのも面倒なので、マットを敷いた上に寝袋を敷いた。

昨日もそうだったが、今日も声をかけられたり、みかんをもらったりと島の人に気にかけてもらった。ほんとにありがたい限りである。

幕営地の浜でも、同じく旅中のおっちゃんに声をかけられた。車で日本を旅しているそうだ。

明日も楽しくなればいいな。疲れたし寝よう。

本日の歩行距離・３１㎞

使ったお金・１３０円